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LIMIT NETWORK Vol.283

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   今年もどうぞよろしくお願いいたします。  初春とはいえ厳しい寒さが続いており、札幌や福井など記録的な積雪により除雪作業が追い付かず、難儀をされている報道を耳にします。雪掻きなど本当に大変だと思いますが、寒さ厳しき折くれぐれもご自愛ください。かくいう私も今月下旬、コロナに感染しまして、この通信も自宅待機の状況で執筆しております。  年が明け早一か月が過ぎます。今年もリミットは、働く女性に喜んでいただく制服づくりに邁進してゆきます。 一、 大転換の年  この時期に早々の解散・選挙、これには賛否はあるとは思います。ただ、世界各国の情勢が混とんとするなか、日本にとって三十年以上続いた日銀のマイナス・ゼロ金利政策、マイナス実質賃金、株価長期低迷などが逆回転をはじめ、日本経済は長年の低迷から脱し、長期飛躍に転換されようとしている状況を見ると、もう一段の加速要因としては適切な時期なのかもしれません。強い日本経済の復活を目指し、再スタートするチャンスはそうそうないと思います。ただどの党も減税一辺倒で、長期的な財源については不透明。今後選挙がどう動くかは分かりません。  しかしながらリミットにとっては、一企業としてこれからが激動のスタートです。インフレによる弊害に打ち勝たなくてはなりません。商品、生産、賃金、為替、在庫などへの考え方が、これまでと正反対になるかもしれません。逆から考えれば大変面白い転換期に入ったわけで、昨年の長男入社はいいタイミングだったと喜んでおります。皆様、受けて立とうではありませんか。 二、 投資の年  会社が成長するためには投資が必要です。コロナ禍以降守りに徹してまいりましたが、今期は半歩先行く新商品開発に力を注ぐことと並行して、高品質安定生産のため特殊ミシンや自動裁断機の更新、そしてAI時代を見据えた販売システムの更新にも投資を始めます。また、リミットをまだよくご理解いただいていないお客様に弊社の強みをお伝えし、どのようにすればお役に立てるのかを、お互い対話をしながら成長してゆく年と考えております。  先般行われた広島県アパレル工業組合の新年互例会では佐藤会長からも、今年も業界にとって厳しい一年となるのではといった所見の挨拶がありました。円安、原材料高、人手不足といった悪材料はあげればきりがありません。その中を工夫しながらどのように泳いでゆくの...

LIMIT NETWORK Vol.282

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  いつもお世話になりありがとうございます。  ようやく過ごしやすくなったと思ったらもう寒くなってまいりまして、気持ちの良い時期はたった一カ月余りでしたね。それでも山々は色鮮やかに紅葉し、あと一カ月もすれば落葉樹は枝だけになり、視界からも寒々とした気配が感じられる季節を迎えます。  早いもので今年最後のリミット通信となりました。五五周年となった今年も残るところあとひと月。今年も一年本当にお世話になり、ありがとうございました。今年は年初めに営業の一年と宣言しましたが、時間があれば皆様のところに伺い、たくさんのことを教えていただき、感慨深い一年となりました。来年も引き続き、皆様の元に馳せ参じるつもりですので、どうかその節は宜しくお願い申し上げます。 今年を振り返る  今年のリミット通信を読み返し、一年を振り返ってみました。  春四月には長男が入社し、新しい風が組織に流れ始めました。前職の営業活動で培ったノウハウを基に、営業活動の無かったリミットをどう変えてゆくか。本人なりに頭を悩ませたことだと思います。従業員の皆を巻き込み、自ら変革してゆく組織に変わるため、これまでの固定概念を取っ払う意味で、いいタイミングでの入社だったなぁと感じております。来年も今という時代を、若いまっさらな目で素直に見つめ、変革していってくれると信じております。  この半年、皆様の元に営業に出てみて、四〇枚から別注が出来ることや、廃番も生地があれば継続生産できることなど、リミットではお伝えしてきていると思っていたサービスが、お客様には全く伝わっていない、ということがよく理解できたそうです。今後もあらゆる手段を使い情報発信し、相互理解を深める努力を継続してまいります。  夏六月にはリミット初となるファン付き女男兼用作業服「fun-fan(ファンファン)」を発売いたしました。しかし皆様への周知徹底が遅れ、ベスト型は完売しましたが、スモック型は残しました。シーズン以降も現物を持参し、皆様からは、膨らまないメリット、マキタ製バッテリーの長所や、電圧の割に風の出口を限定しているため風圧が強いことなどを、多くのお客様に実感していただいております。見本注文を取れますので、来シーズンのご用命お待ちしております。  昨年十二月には訪中して工場の減産を伝え、私自身、福州工場のことが大変心配で眠れぬ夜も...

LIMIT NETWORK Vol.281

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 いつもお世話になりありがとうございます。  秋晴れの日が続き、気持ちのいい季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?  ようやく気温も例年と同じくらいに落ち着き、活動するにも最適な季節となりました。長引く残暑でなかなか秋冬物が出ませんでした。後半になり季節がすすみ徐々に増え始めましたが、追いつきませんでした。スタートが遅かっただけに来月以降に期待をしております。  それにしても今年の夏は暑くて長かった。野外での活動には弊社のファン付きスモック「FUN-FAN(ファンファン)のありがたさを実感しました。これを着ているとファンの音で寄ってくる蚊の羽音も気にならず、集中して庭の草取りに没頭しました。長時間しゃがんだ姿勢でも、二層構造で膨らまないので邪魔にならず、必要な体の部位に必要なだけの風を送り込んでくるので休憩する時間も短く、タイパ良く作業を進められます。今年は入荷が遅れましたが、来年は春先から在庫があります。高い商品ですので是非見本をとって試していただいてからのご購入を宜しくお願いいたします。 一、 新カタログ製作は最盛期  リミット企画部は来月のカタログ撮影準備に忙しくしております。近年はデジタル広告全盛時代を迎え、少数派となりつつある紙媒体でのカタログ制作費は右肩上がりに高騰しています。少しでも製作コストを下げるため、発行部数を減らしたり、弊社で出来ることはなるべく制作会社に任せず、ロケ場所や撮影させていただく企業に直接交渉したり、製品の細かい部分撮影はこちらが請け負ったりと、試行錯誤しながら挑戦しております。それでもカタログは大事なリミットの営業マンです。ロケハンや撮影時には緊張感を持って臨みます。制作会社との会議でも言うべきことは妥協せず、常に新しいチャレンジをし、少しでもお客様に分かりやすいカタログをと思っています。働く女性が輝ける一助になればと、カタログデータ入稿まで全力投球で駆け抜けます。 二、 一年ぶりに中国工場へ  今月は二十六日から三日間、一年ぶりに中国福州工場へ息子と行ってきました。息子にとっては初めての福州工場で、商社勤めの時はコロナ禍だったため海外工場視察も無かったので、色々と勉強になったと思います。総経理の話ではやはり中国も景気があまりよくなく、デフレ基調が続いています。特に外食産業は節約志向のため厳しいようですが、連れて行っても...

LIMIT NETWORK Vol.280

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 いつもお世話になりありがとうございます。  通勤途中の芦田川沿いの土手には、無数の彼岸花が咲き、秋の長雨の時季となりました。ただ今年の気温はまだまだ夏の梅雨時期を連想させますし、しとしと、というより一気に豪雨となるケースが多く、あちこちで水害をもたらし、日本も亜熱帯化がすすんでいるのでしょうか。季節の四季が乱れて夏が長くなっているといった説明もされています。もしそうなら日々働く人々に着ていただく制服にも多大な影響を与えます。こういった変化が生地やデザインに影響を与え、着用者が喜ぶ画期的な新商品を生み出していきたいものです。 一、 追っかけ生産があたりまえの時代  今月はこの暑さで月初めの動きが鈍かったです。お彼岸を過ぎて日中の日が短くなってからは大口も動くようになり、何とか昨年に追いつくことが出来ました。販売店の皆様にお話を伺うと、やはり残暑の影響が大きいとおっしゃっていました。季節の変化が緩やかに進行するのではなく、急激に変わったり戻ったりするので、衣替えの時期も悩みます。私たちの業界で例えるなら、春先からファン付き作業服が一斉に動き出し、残暑が続くので秋冬長袖に移行する時期も短く、それでいて暖冬傾向で防寒が動かず。といった具合になかなか計画通りに販売することが難しくなっています。  市況も視界が良くありません。ここ福山でも業種は違いますが大手のJFEホールディングスは、西日本製鉄所の福山地区の高炉一基を二十七年度に休止する方針を出しています。中国の過剰生産のほかトランプ関税の影響で、厳しい状況を見込んでの減産です。また、身近なところでは備後のレディースパンツアパレルも最近二社が閉められたと聞きました。このような厳しい状況のなか、製品原価も上がっています。当然、総在庫金額は増加しておりますが、金融機関の在庫に対する見方は厳しくなっています。  今最善の策は、リミットもせっかく国内生産工場を持っているので、やはり前もって在庫をたくさん積むのではなく、最低限積んでおいて、あとは売れ行きを見て国内で追っかけ生産するのが賢明だと考えております。 二、 女男兼用という考え方  今リミットでは、来年度の新商品生産、新カタログ製作に忙しくしております。来年度のユニセックス仕様の新スモックは、デザインがスポーティーでストレッチ性も良く、プロトタイプの段階でお客様のところにお持ち...

LIMIT NETWORK Vol.279

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   いつもお世話になりありがとうございます。  うだるような暑さが続いておりますが、皆さまお障りなくお過ごしでしょうか。  暦の上では秋の到来なのですが、最近の天気は何だか梅雨明け直後のような湿度の高い日が続き、季節が一ケ月以上遅れているような感じです。  こう長期間暑さが蓄積されると、外出するのがおっくうになります。衣服にこもる熱をどうやって排出するかを考えるわけです。寒い場合は服を重ね着すればよいですが、暑い場合は下着まで脱ぐわけにもいかず、外気の影響で高くなった体温をいかに効率よく下げるかということに着目したのがファン付きやペルチェや水冷式などの機能服です。これらをうまく重ね着することで仕事中も暑さをしのぐことが出来るというのは凄いことですね。  実際、私も弊社のfun-fan(ファンファン)を着て外出しましたが、膨らまないので人目は気になりませんでした。自分で着用してみて一番快適だと思うのは、外出して少し汗をかいた後、ゆるくクーラーの利いた部屋で着用するのが最高でした。そう考えると来年以降も暑くなるでしょうから、外での職場以外にもまだまだ普及してゆくでしょう。未来には着る冷房機を個人個人が着用し、室内など空間を冷やす冷房機は無くなり、地球温暖化にも歯止めがかかるかもしれません。 一、 至極の言葉を求めて  今月の商況は昨年並みとなり、この暑さのなかでも例年通り秋冬物も動き出しました。販売店にお話を伺うと、今年は納期遅れが多々あり、春に売上になる予定のものが夏にずれ込み、トータルでどうか判断しないと分からないとこぼしておられました。アパレルのカタログ商品でも、一定数販売したら売り切りなのか継続のない商品もあり、先ずはどのくらい継続があるか仕掛在庫を確認してからでないと怖くて注文できないとの事でした。変化の激しい時代なので備蓄在庫のことを考えれば製品寿命が短命になり、新商品との入れ替えサイクルが早くなっているのかもしれません。ただ、そうなると流行り廃りの激しい一般衣料と変わらなくなり、多くの新規参入を許し、競争は激化する一方になります。  エンドユーザーのこれが着たいと思って頂ける製品づくりを深堀するため、今月は営業が販売店にお願いして、リミット製品の着用企業に同行させていただいております。どのようなご意見をいただいて帰るか、非常に楽しみです。 二、 ...

LIMIT NETWORK Vol.278

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  いつもお世話になりありがとうございます。  暦の上では大暑も過ぎ夏も終盤を迎えましたが、ここ福山でも連日の酷暑予報。今年はお盆を過ぎても力強い太陽が照り付ける日が続きそうな気配。皆様、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。 一、 期待したfun-fan(ファンファン)の売れ行き  今月も先月に引き続き、県内のお客様に五五周年の感謝をお伝えに伺いました。  二層式ファン付き作業服「fun-fan」の売れ行きですが、黒のベスト型は販売好調なのですが、ラベンダー色のジャケット型がさっぱり動きません。病院の清掃向けなどで見本はちらほら動いておりますが、準備不足のせいもあり、お客様へのご提案が遅かったと反省しております。なんとか少しでも、という気持ちからお客様に持参してご説明させていただいております。二層式ファン付きは初めて見るよ、とおっしゃるお客様が多いです。ジャケットなら下から風が逃げて涼しくないのではとか、二層式なら蒸れないの、とおっしゃるので、実際着用して頂きますと、十・八ボルトなのに風力が強く、涼しいと口をそろえられます。これまでファン付きを着てこられなかった業種へのご提案ですので、リミットも来年に向けてしっかり提案方法も含めて再検討してまいります。 二、 値決めの決断  今月もたくさんの別注・別寸のご注文をいただき、売上を伸ばすことが出来ました。誠にありがとうございました。ただ、心配なのは生産調整のため中国工場を減産しているのですが、工場を回すため一定のミニマムコストは必要なため、一枚当たりの工賃が上昇し、利益率が落ちていることです。これには現在の為替相場も影響します。一ドルが百五十円弱あたりから動きません。十円くらい円高に振れてくれればありがたいのですが、先の参院選では自公与党が衆議院に続いて参議院でも多数を失ったわけですから、野党との連立も含め政治も先が読めず、日本国の大借金のため金利を上げるわけにもいかずで、来年も円安が続きそうな様相です。来年度のカタログ販売価格と製造コストを何度もシミュレーションして頭を悩ませております。お客様からは来年度の値上げはあるのかと、お電話でのお問い合わせをお客様サービスセンターに多数頂いております。皆様には誠に申し訳ございませんが、今しばらく私にお時間をいただきたくお願い申し上げます。 三、 これのもんよ...

LIMIT NETWORK Vol.277

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   いつもお世話になりありがとうございます。  空梅雨で、草木も枯れ果てるような暑さにすっかり閉口しております。皆様くれぐれもご自愛のほどを。それにしてもこの暑さには体がついてゆきません。熱中症のことも考え、今月は車で県内のお客様に五五周年の感謝をお伝えに伺いましたが、二層式ファン付きスモック「fun-fan」を実際に着用して実に快適でした。背中よりも胸、脇周りに風を感じ、膨らまないので狭い車内でも運転は快適でした。車内クーラーとの併用ですので運転中は四段階中、最弱の一段階の風量で、しかも前のファスナーを留めず使用しましたが、これだと四〇・五時間連続使用できます。さすが世界のマキタのバッテリー。ビルメンの清掃でよく使われているマキタ製のハンディ掃除機だと、バッテリーとしての互換性もありますので汎用性は抜群です。  今月十八日の日経MJ新聞に「fun-fan(ファン-ファン)」は掲載されました。実はその日の朝、出勤途中にいつも聴いているRCC中国放送の朝のラジオ番組「本名正憲のおはようラジオ」の数字クイズのコーナーで、Q:「二重構造にしました。こうすることにより太って見えない。福山の会社が作りました。さて何?」と出題され、解答は「ファン付き作業服 fun-fan(ファン ファン)でした」と取り上げていただき、びっくりしながら拝聴しました。それにしても新聞やラジオの力は絶大で、視聴者からの問い合わせも入り、喜びもひとしおです。機械メンテナンス業の着用者からは「従来のファン付きは膨れるので手元の作業が難しかったけど、これなら楽ちん。膨らまないのに涼しいね。」と喜んでいただきました。その他にも訪問修理業や倉庫業、ビニールハウス農業の方たちにも好評でした。  旅の途中でお客様から多かったのは「値段が高額なので社員全員というわけにはいかない場合や、暑い・寒いは個人の主観なので違和感のない組み合わせはないの?」というご質問です。ご安心ください。暑い方はfun-fanのSL-217を、ファン付きが必要ない方は同デザインのSL-207半袖ジャケットを組み合わせてもらえると統一感ばっちりです。 一、 リミット通信の力  今年は梅雨明け予測も早そうですが、本格的な暑さの前にfun-fanが入荷して胸をなでおろしております。今月もお陰様で売上は増加しました。国内の小口生産も別注を...