リミットネットワーク Vol.245


 いつもお世話になりありがとうございます。

 蝉の声が聞こえる季節となり、暑中お見舞い申し上げます。


一、 夏と共にコロナの波が来た


 三年ぶりの行動制限のない夏、これから花火や夏祭りなど各地で夏のイベントが数多く開催されるでしょう。ようやくといった解放感とは裏腹に、各々の自己責任でという言葉が何となく引っ掛かります。

 一週間の国内新規感染者は初めて百万人を超え、第七波のピークはこの先一体どこまで高くなるのか恐怖しかありません。国も今のところ第七波に関しては強制的に行動制限をせず、一般市民が主体的に判断せよとのこと。そうであるなら、感染した時の飲み薬を一刻も早く承認してもらいたいものです。


二、 湿度の高い夏


 非常に短かった梅雨が明け、猛暑やゲリラ豪雨が毎日続いております。日中の日差しにもようやく身体が慣れたのか、幾分柔らかくなったような気がするのは私だけでしょうか。

 今夏に見かけた蝉はアブラゼミが多く、昨年よく見かけたクマゼミの姿は見かけません。一説にはアブラゼミは幼虫・成虫ともクマゼミやミンミンゼミと比べると湿度のやや高い環境を好むといいます。都市化の進んだ地域ではヒートアイランド現象による乾燥化によってアブラゼミにとっては非常に生息しにくい環境となっており、乾燥に強い種類のセミが優勢となっているそうです。つまり今年の夏はムシムシした夏だったというわけですね。

 そういった意味ではジメジメした不快指数の高い文月だったわけですが、販売は昨年並みで終わりました。これからは残暑がいつ和らぎ、秋風の到来を感じさせるのはいつになり、その頃コロナ禍はどうなっているのか?なかなか予測できない昨今です。


三、 入院してみて感じたこと


 先月末、背中の脂肪種切除のため一週間入院いたしました。小学生以来の入院で少々戸惑いましたが、無事全快いたしました。

 私も五十路となり、世間一般的には「中高年」、今風に言えば「アラフィフ」でしょうか。まだまだ病気やケガには無縁で体力面も特段気にしたことはありませんでした。それでも人生の折り返しを過ぎ、体のメンテナンスが必要になってきているのは事実。気持ちは若いつもりでも身体がついてこないこともしばしば。これからは開き直って現実をしっかりと受け入れ、無理をせず、足るを知る生き方にシフトしてゆかねば、と痛感した入院でした。



  二〇二二年七月二十九日
       笑顔着
       リミット株式会社
       代表取締役 有 木 宏 治

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