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LIMIT NETWORK Vol.261

   今年もよろしくお願いいたします  石川県能登地方の地震により被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。  暦の上では大寒期も今週いっぱいで終わり、節分を迎え来週からはいよいよ立春です。被災地にも春が訪れ、避難所で寒さに凍えることなく一刻も早い復興を切に願っています。コロナ禍からようやく回復基調に向かっていた矢先での未曽有の災害。自然災害は時を選ばないということを改めて実感しました。北半球では北極爆発の影響が深刻化してきており、中国、アメリカ、スペインや北海道でも暴風雪で大荒れの天候が伝えられ、南半球のブラジルアマゾンでは記録的な干ばつ。地球もある意味生命体ですから、いつどのような変化を起こすかまだまだ解明されていません。人間がこの地球上で生存できなくなるようなことが、いつか来るのでしょうか。 久しぶりの対談  今月で今期も終了です。今期は徐々にコロナ禍からの復調の兆しが見えてきましたが、販売の方は急激な円安や原材料高騰などを受け、厳しい一年となりました。来期は九年ぶりの値上げになりますが、為替が今後どうなってゆくのか心配でなりません。そんななか昨年末に五年ぶりに中国の総経理が訪日してくれました。対面して久しぶりの董事会で直接、総経理から中国の現状を聞くことが出来ました。一番の心配事である台湾有事の可能性について総経理に率直な意見を伺いましたが、まだ台湾総統選前だったので読めない部分はあるが、順当にいけば近い将来は大丈夫。ウクライナ戦争も当初の予想を覆して長引いているので、三日間で台湾を占拠する自信が無ければ有事には向かわないのではないか、という意見でした。  確かにロシアもこんなに戦争が長引くとは当初考えていなかったでしょうし、アメリカもあまり台湾独立についてのコメントが最近出てないので現状維持で進んでいるような気がします。ただ今週の北朝鮮、中国、アメリカの日本近海での動きを見ていると、日に日に三者の動きが活発化しており不安です。もしも戦闘状態になったら、福州工場との輸出入も止まってしまいます。万が一の準備として国内工場の強化を少しずつ進め、どのような事態になろうとも生き残る道を確保しなければなりません。  久しぶりにまたこうして総経理と対面できたことは感慨深く、コロナ禍で会えなかった分、時間を惜しんでいろいろなことを語り合いました。 新カタロ...