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2014年 1月号

   一、新年、品質と納期の安定を誓う  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。  最近では元旦から、どのお店も開いており、子どもの頃に味わった正月三が日の特別な雰囲気をゆっくり満喫することはできませんが、やはりニュートラルに戻る節目は、大事にしてゆきたいものですね。  リミットは、今年も五日に新年互礼会を開きました。社員皆で備後吉備津神社に参拝した後、年頭挨拶で恒例の今年の目標を発表し、一年のスタートを切りました。今年は「品質の安定」と「納期の安定」を誓いました。全社あげて、具体的な方法を模索しながら完成度を高めていってくれると期待しております。  二、円安と消費税増税と販売利益  今年、気がかりなことは、なんといっても今後も続くと予想される円安と四月からの消費税増税です。昨年一気に円安が進みましたが、日本の貿易赤字は一向に埋まりません。製造王国日本というかつての栄光は、今は昔といった様相です。  為替問題は輸入業者にとって、本当に頭の痛い問題です。そして更に消費税増税を控え、個人消費の落ち込みも予想されます。本当にデフレ脱却からインフレターゲット達成まで、世の中が一気に進むのでしょうか。健康保険料など社会保障費も継続的に上がる中、働く人の可処分所得もバランスよく上がってゆくかどうか。四月以降の景気がどうも読めません。しかし、どのような環境下にあっても、目の前にある課題を一つ、一つ、丁寧にクリアしてゆくことが最善の策だと、私がこの数年で実感したことです。ただ実行あるのみです。  現下、リミットの業績については、今月も先月に引き続き、現在のところ商品売上は昨年対比で大きく伸ばしております。元来、売上分母の小さな月ですので、金額が繁忙期に匹敵するほど目を見はるという訳ではありません。しかし、春夏商戦が落とした分を秋冬商戦でカバーしたように、今月の売上が、年間業績を前年水準まで戻しました。今月決算月を迎えます。利益金額のほうは、高付加価値商品が伸びたため利益は増えたはずですが、為替の影響で、相対的に昨年並みになりました。  三、マタニティ部門の強化へ  来月のリミット総合カタログ発刊を前に、今、大詰めの作業が急ピッチで進行しています。今年の総合カタログは、働く女性を見詰め続けた四十数年間の歩みを歴代...